2014年9月21日日曜日

始祖赫居世(7)

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 『My ブログ』
 《考古学&古代史の諸問題》 
 《参考:年表・資料》

 ≪始祖赫居世≫

 《ソウルの語源は日本の地名》

 天智天皇と木花開耶姫(このはなさくやひめ)とが、

 夫妻だったというような細部のほかは、

 本シリーズの読者には、別に驚きでもなかったとも思う。

 それは新羅の始祖王赫居世があの邪馬壹国女王の壹與であり、

 彼女は「赫力居ゴ世シ国マ王」という名乗りと、

 「赫ハク(白)居世イヨ壹與)」という名乗りと、

 「居イ西セ千カン(伊勢神)」という称号をもっていたことを

 『三国史記』が記録していたことなどを、もうよくご存じだからである。

 それよりもさらに、誰もが納得できる証拠がある。

 それは今も使われていて世界中の人がよく知っている

 韓国の重要な名詞が、

 やはり日本語であり、

 沖縄~鹿児島出身であり、奈良にも分布しているという事実である。

 それは韓国の首都の名「ソウル」である。

 この地名の古い形は『三國史記』や『三國遺事』などに、

 次のようなさまざまな当て字で記録されている。

  徐郡伐

  徐羅伐

  徐耶伐

  徐伐

 この国名が新羅建国当時のどこかの地名であることは、

 新羅が「鶏林(チラン)」といっていた時代より前の国名だから、

 小さな地域をさす名だったことはすぐわかる。

 これが壹與の即位地も教えてくれる。

 まず何と読むのかから検討してみよう。

 「徐伐」以外が真ん中にもっている

 「羅・耶・郡」は「ラ・マ・ヤ・ナ」という国を意味する

 代名詞語尾であることはすぐおわかりになったと思う。

 「徐伐」はそれを省略したものということになる。

 この「徐伐」の発音は『三国遺事』に説明がある。

 「今、俗に京の字の訓みを徐伐という」と書いてある。

 京は都のことだから大韓民国の首都は「京城」と書く。

 その京城を「ソウル」と読むのは今では常識である。

 これを「徐伐」と比べてみよう。

 今の朝鮮語は清音だから「徐(ジョ)」は「サー」と発音する。

 そして「伐木」を「パルモク」と発音する。

 だから「伐」は「パル」である。

 これを組合せると「徐伐」は「サーバル」。

 ソウルとはかなり違う。

 その違いはソウルという地名が朝鮮語でないことを示している。

 邪馬壹国の宮殿の名は「高千穂の宮」である。

 『日本書紀』[天孫降臨]の一書の六にある

 「襲(そ)の高千穂添山峯」の説明に

 「添山、これは曽褒里能耶麻(ソホリノヤマ)という」と書いてある。

 戦前までは「添」を「そふる」とカナ書きしていたから、

 「添=ソフル=曽褒里」であって、

 これは鹿児島語では「ソウル」と聞こえる。

 この昔の襲の国は、

 今は姶良(あいら)郡と曾於(そお)郡に分割されているが、

 この曾於も古代なら沖縄語の仲間である

 大隈語で「ソウ」と発音されていたのである。

 この「ソウ」は天智天皇たちと一緒に奈良へも「東征」している。

 現在奈良市がある地域は古くは「添」だった。

 『倭名類聚鈔』には大和国の筆頭に、

 添上(そふのかみ」)、添下(そふのしも)の二群に分かれた

 10世紀の記録が残っている。

 「石体神社由緒書」
 
 天智天皇はここから「東征」した。

 その記録が「神武天皇」の中にまぎれこんでいるが、

 それはまぎれもない事実だったのだ。

 3世紀の昔、彼の先祖・垂仁天皇が

 邪馬臺、倭国女王政権を倒したのと同じことを、

 奇しくも彼は7世紀にまた繰り返すことになった。

 「石体神社」

 当石体神社の位置は御祭神天津日高彦火火出見尊、豊玉姫命が都として

 高千穂宮を経営された正殿のあったところで

 そのまま社殿として祀ったもので、

 鹿児島神宮の起こりでもあります。

 ※出典:加治木義博 TAIKA 173~175頁

《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
 


 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 本生図と踊子像のある石柱

 Tell Arpachiyah (Iraq)
 Tell Arpachiyah (Iraq)    
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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