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《考古学&古代史の諸問題》
《参考:年表・資料》
Matのジオログ
さいたま朝日WEB
『日本創世紀』:倭人の来歴と邪馬台国の時代小嶋秋彦
出典:柿本一征(かきもとかずゆき)・言語復原史学会正会員
≪日本古代王族の婚姻系譜≫
日本古代史関係の本を読むと、随所に「系譜」の紹介が見られる。
それは、多くの場合「異世代婚」である。
異世代婚とは、自分のおば(父母の姉妹)との結婚、
あるいは姪との(兄弟柿妹の娘との)結婚である。
現実問題として、世代として自分の娘のみならず、
孫の世代にあたる女性と結婚して子供を設けることはあり得るし、
事実としてもそういうケースは少なからずあった。
日本古代史の場合、
ただ「娘の世代の女性」「孫の世代の女性」というのではなく、
必ず、「姪」「甥、姪の娘」になっている(男性からみて)。
他方、(これから解明していくように)
《対婚》
━互いに相手の姉妹と結婚する(男性側からみて)形式がある。
この場合は、
全く別系統の氏族との関係というのではなく
(そういう場合もあったろうが)、
兄弟柿妹の相互間の息子、娘においてである。
これは、言い換えると「いとこ婚」ということになる。
男性側からみて、おじおばの娘との結婚が「いとこ婚」である。
日本古代史にみられる「異世代婚」は、
この「いとこ婚」のことだったのではないか━
という着想のもとに、系譜の復原を試みてみると、
どうやら現実問題として、
古代の王族達はそういう婚姻形式を守り続けたようである。
以下、
《「いとこ婚」がおこなわれていた》
という想定のもとに、古代王族の系譜復原を試みてみたい。
なお、この論稿(以下、「本稿」と表現する)においては、
ところどころ名乗りとしての地名や、
相互の歴史的関係、史実を解明する場合もあるが、
論述のポイントはあくまでも
「結論としての婚姻関係」の解明である。
と同時に、多少の論証を試みることはあっても、
この点に主要な力点を置いているわけではない。
従来の日本古代史解明
(系譜の解明はその重要な一部分である)の弱点は、
男子の系譜のみをみて、「妃は誰か」「母は誰か」をみないことである。
本稿は、この点に力点を置いた、ということが出来ると思う。
ただし、
「異世代婚」「対婚」「いとこ婚」の
原理的解明(あるいは論述)の課題については、
別の難題であるから本稿は回避した。
この点については小島信一「天皇系図」(新人物往来社)の中で、
小島氏が自ら論じ、
又文中に引用している吉野裕氏の解明が参考になった、
ということと、仁賢6年9月条の鯽(原字は難しい文字)女の段や、
その部分の岩波日本書紀の解説、それとギリシャ悲劇のモチーフが、
これらのテーマをふんだんに扱っている
(母や娘を妻にして子を生むなど…)などのことを
指摘するだけにとどめる(これでは何のことか解らないであろうが)。
なお、以下の系譜(の人物たち)は大部分、
九州大陸ないし九州大陸出身の人物の系譜であって、
奈良大和や畿内はほとんど無関係である
(純粋に100パーセント無関係というのではない)から、
副題を添えた次第である。
≪参考リンク≫
『古代史獺祭』
『三国史記』
『三国遺事』
『三国遺事』
『電子大藏經』
『倭・倭人関連の朝鮮文献』
『朝鮮の歴史』
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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