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『My ブログ』
《考古学&古代史の諸問題》
《参考:年表・資料》
第八代 阿逹羅尼師今(在位154年-184年)
『三国志魏書』倭人伝
景初二年六月、倭女王遣大夫難升米等詣郡、求詣天子朝獻、
太守劉夏遣吏將送詣京都。
景初二年(238年)六月(通説では景初三年の誤記とする)、
倭の女王が大夫の難升米らを派遣して帯方郡に詣で、
天子(魏の皇帝)に詣でて朝献することを求めた。
新羅本紀のいう「卑弥呼」が女王の称号だとすれば、
初代女王が辰韓に使者を送ったとの解釈もありえるが、
おそらく単なる誤写、あるいは阿達羅王の治世を虚飾するために、
故意に時代を遡上させたのだろう。
※倭の女王卑弥乎、使を遣わし来聘す。
二十年(173年)夏五月、倭の女王の卑彌乎が遣使を以て来訪した。
卑弥呼の帯方郡・魏への遣使は『三国志魏書』倭人伝によれば、
景初二年(238年)・正始四年(243年)・正始八年(247年)。
もちろん新羅へのこの時の遣使は、中国史書にはみえない。
『三国遺事』延烏郎と細烏女
第八阿達羅王即位四年丁酉。
東海濱有延烏郎細烏女。夫婦同居。
一日延烏歸海採藻。忽有一巖(一云一魚)、負歸日本。
國人見之曰:此非常人也。乃立為王(按日本帝記。
前後無新羅人為王者。此乃邊邑小王。而非真王也)
第八代阿達羅王の即位四年(157年)丁酉。
東海の浜辺に延烏郎(ヨンオラン)と細烏女(セオニョ)がおり、
夫婦で暮らしていた。
ある日、延烏が海中で海藻を採っていると、
突然、岩(魚ともいう)が出現し、(延烏郎)を乗せて日本に帰った。
国人はこれを見て「これは並みの人ではない」と言い、王に擁立した。
(思うに、日本の帝記は、
前後に新羅人で(日本の)王と為った者がいない。
要するに、これは辺境の邑落の小王であり、本当の国王ではない)。
細烏怪夫不來歸尋之。見夫脱鞋、亦上其巖。巖亦負歸如前。
其國人驚訝。奏獻於王。夫婦相會立為貴妃。是時新羅日月無光。
細烏は夫が帰って来ないのを不審に思い、夫を探し求めた。
夫の脱いだ鞋を見つけると、彼女もまた岩に上った。
岩はまた前回のように(細烏を)乗せて(日本に)帰った。
そこの国人は驚き怪訝に思った。
謹んで王(延烏)に(細烏を)献上した。夫婦が再会し、
(細烏は)貴妃に立てられた。
この時、新羅の日月は光を消してしまった。
日者奏云:日月之精、降在我國。今去日本。
故致斯怪。王遣使求二人。延烏曰「我到此國、天使然也。
今何歸乎。雖然朕之妃有所織細綃、以此祭天可矣」。仍賜其綃。
使人來奏。依其言而祭之。然後日月如舊。藏其綃於御庫為國寶。
名其庫為貴妃庫、祭天所名迎日縣、又都祈野。
日が奏して言うには「日月の精は、降臨して我が国に在った。
今、日本に去ったので、この不思議な現象に到った」。
王は使者を派遣して二人を求めた。
延烏が
「私はこの国に到ったのは、天が然るべくさせたものである。
今どうして帰ることができようか。
だが、朕の妃が織る薄絹が有るので、これを天に祭れば、可なり」
と言った。
言葉の通り、その薄絹を賜う。
使者が戻って来て奏上した。
その言葉に基づいて薄絹を祭った。
然る後、日月は元通りに復旧した。
その薄絹を国王の御庫に収納して国宝にした。
その庫を貴妃庫と名付け、天を祭った場所を迎日県、
または都祁野と名づけた。
『大朝鮮帝国史』
三国遺事の延烏郎と細烏女の説話は、
新羅に滅ぼされた馬韓遺民の倭列島移住を示し、
この細烏女がまさに卑弥呼であり、その娘が神功皇后である。
海上帝国を成していた沸流(プル)百済は、
高句麗の広開土大王の侵攻によって
本国の熊津(コムナル)を奪われて日本地域へ避難したのだが、
この人が応神天皇である。
応神は奈良百済を建て、
そこを中心に本国の古莫那羅(コムナル)百済を支配した。
失礼ながらトンデモ本に類する上記
『大朝鮮帝国史』の解釈は兎も角、
崇神天皇三十九年に来日したとされる
「阿加流比売と天日矛」の伝承にどこか似ている。
≪参考リンク≫
『古代史獺祭』
『三国史記』
『三国遺事』
『三国遺事』
『電子大藏經』
『倭・倭人関連の朝鮮文献』
『朝鮮の歴史』
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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